中1宿泊研修(第1隊)3日目
2018.07.24
第1隊の最終日をご報告します.
まずは,今回のテーマである箱根カルデラの中央火口丘(カルデラの中央)に向かい,大涌谷の噴火口を見学しました.こちらは,「箱根ジオパークミュージアム」が立地しており,箱根火山と温泉について充実した展示を見学することもできます.本日は各クラス,学芸員の方に解説していただき,噴火の実験も見せていただきました.実際に迫力のある噴火口を見学したうえで,博物館でも理解が深められたと思います.自由時間には大涌谷名物の黒たまごを味わう生徒もみられました.
<今年度は天気に恵まれ,3日目も晴天です.>
<噴火口の様子をワークシートにメモします.迫力ある火口と蒸気井がみられました.>
<ジオパークミュージアムの方のお話しを聞いています>
<30分かけても見学しきれないほど,ワークシートを利用してじっくり見学しました.>
昼食は,麓の風祭に移動し,「鈴廣かまぼこの里」でとりました.古くから魚を長期間持たせる方法として考えられたかまぼこや練り物を食し,小田原の文化にも触れることができました.
最後は,小田原城を見学しました.箱根の山の上とは違い,かなり気温が高くなりましたが,天守閣や資料館の見学を中心に生徒は展示に見入っていました.
<間近でみると,その大きさに圧倒されます.>
今回の宿泊研修では,地域の特徴を地形や産業,歴史,文化といった観点から多面的に捉えるプログラムとなりました.生徒は以前よりも地域の見方や,知らない土地の見方を学んだのではないでしょうか.
また,3日間の生活を通して,集団での過ごし方やマナーも少しかは理解したかと思います.こうした経験を2学期以降の生活で活かしていってもらいたいと思います.